睡眠時無呼吸症候群との闘い
睡眠時無呼吸症候群とは
まずはこれを見て頂きたい
iPhoneアプリの[Auto sleep]というアプリの画面だ。
これは睡眠時にApple Watchを装着すると睡眠トラッキングをしてくれて、睡眠時間から熟睡度、騒音、血中酸素濃度を記録してくれるものだ。
”騒音”。
つまりいびきだ。
この画面でいう黄色い波状。
これが騒音として検知された推移。
特にハイライトされた時間帯は相当うるさいことを示している。
妻よ、娘よ。すまなかった。
私は夜中ずっとこれほどまでに騒音を撒き散らしていたのだね。
【睡眠時無呼吸症候群】
睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome; SAS)は,睡眠中に何度も呼吸が止まったり,浅くなったりして体の低酸素状態が発生する病気です.この病気の方は,
1)周囲の方からいびきを指摘される,
2)夜間の睡眠中によく目が覚める(息苦しくなって目覚めることもあります),
3)起床時の頭痛や体のだるい感じ,
4)日中の眠気などを経験します.
【睡眠時無呼吸症候群の病態】
睡眠時無呼吸症候群には,口や鼻から肺の入り口である声帯に至る空気の通り道が細くなるために発生する閉塞型,呼吸を調整する脳の働きが低下するために発生する中枢型,これら両方が関係する混合型に分けられますが,閉塞型が大部分を占めます.
閉塞型の睡眠時無呼吸症候群の原因のひとつは肥満です.睡眠中には,のどの緊張が緩むため,正常の人でも空気の通り道が細くなりますが,呼吸が止まるまでには至りません.しかし,肥満の人では,のどへの脂肪沈着が増加するために空気の通りが悪くなるのです.
こんな身体になぜなった??
やはり肥満が原因。。。
30を過ぎた頃から、運動しなくなってしまったことも重なりどんどんと体重増加。
現在80kgを超える体重になってしまった。
体重が増える前からではあったが、友人と泊まりのイベントなどでいびきがうるさいとよく言われていた。
妻からもそれは指摘され、また寝ているときに呼吸が止まっていると、、、
子供も生まれたこともあり、私は重い腰を上げて病院へ行った。
病院での問診と検査キット
病院ではまず問診。はすぐに終わり、検査キットを配送する手続きでその日は終わった。
後日届いた検査キット。
それは鼻にチューブ、指にもセンサーをつけた状態で寝るだけの代物。
1日分のデータを取りキットは返送、病院からの連絡を待った。
宣告
ついにされてしまった。
病気であるとの宣告。
まるでがんの余命宣告を受けたような衝撃。
いやそもそも自覚症状あったしそこまでショックを受けるのは馬鹿げてるんだけど。
それでも医者から病気ですと言われるのは病院嫌いな私としてはやはりショックだった。
CPAPが来ない
ほどなくCPACの申込みをして到着を待った。
が、それがいつまでたっても届かない。
原因はコロナだ。
コロナ禍に伴う製造業の混乱。半導体不足によりCPAPもなかなか入手困難商品になってしまったようだ。
結局2ヶ月程待ってようやくCPAPが届いた。
装着後の感想
CPAPをつけた夜のAuto sleepのグラフがこれだ。
圧倒的効果!
これほどまで目に見えて変わるものかと驚いた。
騒音の黄色いグラフが真っ暗だ。
さらに黄緑の折れ線の熟睡度、赤い心拍数もグラフの下の方で推移、血中酸素濃度の上方にある緑の点も改善。
CPAP装着して初めての朝はスッキリを通り越し、酸素が頭を巡っている感覚が分かるほどの効果だった。(個人の感想です)
いびきを指摘されているあなた。
私も病院は嫌いで何度も妻から病院行けと言われてました。
睡眠は人生でも投資するだけの価値ある時間とは思いませんか?
一度受診してみることで毎日が変わるかもしれません。
根本的な肥満の解消も進めるにして、しばらくはこの機械を頼りに健康改善に努めたいと思う。
ではまた。
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