築50年!昭和レトロビルをリノベする!
遡ること80年〜ビル誕生までの歴史
~~80年前
製造業を興した私の曽祖父は、戦中戦後でも継続した事業は順調に業績を上げていったそうだ。
そして約50年前。
その事業の果実は東京下町に5階建てビルとなった。
当時の設計思想はそのビル内で一貫生産体制を取ることを目的とされた建物であったようだ。東京のど真ん中より少し東の下町で、だ。
ビルの役割の変化と娘の誕生
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時は過ぎ2年前。
街は人で溢れ、日本人も外国人観光客も国境を大きな制約もなく飛び交っていたマスクもなく過ごしていたコロナ禍以前。
その建物は生産拠点としての役割を地方へ移し、本社機能を残しテナントビルとして令和の時代も屹立していた。
その1年前に妻と結婚した私の家族には一つの、そして大きな変化が訪れた。
~娘誕生~
それがきっかけであった。
幻のビル建直し計画
ビル建直しに向けて行動を開始した私は、数多の住宅展示場、建設会社とのアポを取り見積もり作成など、独自に行動を進めていた。
以前よりそのビルの建直しの必要性をビル管理を統括する人物。もとい私の父にはビル建直しによる収益性の向上と家族の生活の場を理由に説いてきており、私の行動と孫娘の誕生を契機にようやく重い腰をあげようとしていた。
直撃するコロナ禍
2021年初頭。
もはや説明するまでもない事態が発生した。
新型コロナウィルスの全世界的パンデミック。
東京下町は浅草をはじめとしたインバウンド観光の街。
目に見えて人通りは減り、それまで当たり前に近所を歩く外国人観光客を全く見ることが出来なくなる状況に街の様子は変化してしまった。
曽祖父の興した事業もその影響から逃れることは出来ず、売上減少率はリーマンショックのそれを超えるほどとなってしまった。
そんな本業の大打撃はこれまで順調と見られていたビル建直し計画にも直撃することとなるのである。。。。
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